持続可能性の追求は、企業にとってコストと排出量の難しいトレードオフをしばしばもたらします。パナソニックのECOVCプログラムは、排出量削減、資源削減、再生資源利用率向上、再生可能エネルギー利用拡大、コスト改善を実現する設計改良案の提出をサプライヤーに促すことで、この課題の橋渡しを目指しています。Salomは、改良型ACアダプターの設計案を2025年に提出し、ECOVC奨励賞を受賞したことを光栄に感じております。当社のSalom Japan Teamが、日本で開催された表彰式典にてこの賞を授受いたしました。

Salomの提案は、部品点数の削減とコスト低減を実現しながらアダプターの効率を向上させました。新設計により、効率向上によるCO2排出量削減効果2.01％、資源削減による追加効果3.148％に加え、さらなるコスト削減を達成しています。当社チームがパナソニック殿よりこちらの賞を受賞するのは今回が初めてであり、本年表彰を受けたわずか20社のうちの1社に選ばれたことを大変光栄に存じます。

特に、当社の研究開発部門が電源ユニットの効率向上に取り組んだ成果は、正式なカーボン削減計画に沿ったものであり、誇りに思っております。当社の設計提案は、内部カーボン削減計画の「材料段階」および「使用段階」で示されている通り、充電器のライフサイクル排出量を改善します。Salomはカーボン削減の取り組みを開始して以来、持続可能性を重点課題としており、当社の努力がお客様に認められていることを嬉しく思います。

より持続可能な世界への道は、数多くの社内外ステークホルダーとの行動と協働を必要とします。私たちが共に生きる世界への負の影響を軽減するという共通の決意を持つ企業と協力できることに感謝しております。

電源装置への持続可能性のさらなる統合をお考えでしたら、是非ご連絡ください。今後のプロジェクトについてご議論させていただく機会をいただければ幸いです。

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